英検4級のリーディング(筆記)は35分。
語彙・文法・会話文・語順整序・長文のすべてをこの短い時間で解かなければいけません。
特に5級に比べ4級は長文量も増えているため、「内容が難しい」よりも「時間切れ」 が原因で点を落とすケースも多くなってきます。
つまり、4級は 実力より“時間配分のスキル”が合否を左右する試験 といっても過言ではありません。
この記事では、最新の試験形式に合わせた もっとも現実的な時間配分 と、
各大問で効率よく点を取るためのコツをまとめています。
家での過去問練習にも、そのまま使えます。
英検4級の標準時間配分(もっとも安定する35分の使い方)
大問1(語句補充 15問):4〜6分
大問2(会話文 5問):3〜5分
大問3(語順整序 5問):5〜8分
大問4(長文読解 10問):約15分
見直し:3分
合計:35分
特に大問4に 18〜20分残す のが合格のカギ。
この時間配分は過去問で最も安定した結果が出る形です。
大問1〜4を時間内に解くためのポイント
大問1(語句補充 15問)4~6分で通過
正しい単語を選ぶだけなので、1問辺りは一番時間がかからない問題です。
しっかり理解していれば、正しい選択肢が出てきた時点で他の選択肢を見なくても答えられます。

あやふやな覚え方だったら全部の選択肢を見て考えてしまうけど、確実に正解が分かれば全部の選択肢を見る必要なし!
大問1は「正確さよりテンポ」。
ここで時間を守れるかどうかが勝負です。
大問2(会話文 5問)3〜5分
会話文は考えすぎるほど間違えやすいパートです。
コツ
・疑問詞(What/When/Where)で答えの種類が決まる
・Yes/No の返しは自然なものを選ぶ
・深読みしない!
・登場人物の立場(I → You の変化)に注意
文章量が少ないし問題数も少ないので、ここはスピード重視でOK。
会話表現を覚えていれば、本当に簡単な問題もあります。
大問3(語順整序 5問)5〜8分:ミスに注意!
並び替えは、答えにたどり着くのに少し手間がかかります。
単純に英文を作ればいいわけでなく、2番目と4番目にくる単語の組み合わせを探さないといけないからです。
- 英文を作る
- 2番目と4番目にくる単語の番号をチェック
- その番号の組み合わせを選択肢から見つける
段階を踏むため、間違いやすくなる箇所でもあります。
英文自体はコツをつかめばそう難しくはないので、コツを押さえて練習することで、スピードアップできます。
コツ
・最初に動詞を見つける
・平叙文か疑問文か決める
・主語+動詞の骨組みを作る
・意味のかたまり(with my brother/for the first time など)を見抜く
・空欄を気にせず、先に英文を完成させる
ただし、英文から選択肢に直す過程では、間違いがないように少し慎重に答えを選んでいきましょう。
▶ 並び替えのコツをもっと詳しく → 英検4級|大問3「並び替え」を完全攻略!動詞から考えるコツと例題解説
大問4(長文読解 10問)約15分
長文はA → B → Cの順で難しくなります。
といっても、Aは英文が非常に短く、問題数も少ないので、時間はあまりかかりません。
長文A(掲示文・お知らせ)…約2分
長文B(メール)…約4分
長文C(物語文)…約9分
Bのメール文も、コツさえつかめば難しくありません。
設問の主語を見れば、どちらのメールに答えが書かれているか簡単に分かるので、時間短縮できます。
Cの長文も全て読まなくても答えられます。
キーワードを探し出すことが出来れば、その近辺だけ読むことで答えが分かります。
▶ 長文読解はこれでスピードアップ! → 【英検4級】長文読解のコツ|大問4A/B/Cの解き方を実例で解説
コツ
・設問を先に読む
・疑問詞(What/Why/Where/When)が指す答えの種類を把握
・主語・動詞・時間語に注目
・本文で「同じ語」「同じ意味の語」を探す
・全部読もうとしない(部分読みでOK)
時間があるようなら、全体の意味をしっかり読んで間違いがないか確認しましょう!
最後に見直し 約3分
最後に書き間違えのチェックだけは行います。
空白の欄がないか?
1つの問題に2か所マークしていないか?
答えがずれていないか?
マークシートを間違えると本当にもったいないので、最低限のチェックだけは必ずしましょう。
時間配分を身につける練習法
過去問は本番と同じ時間配分で
過去問は、本番と同じ時間配分を意識してやります。
・大問1は4〜6分(出来なくても強制終了)
・大問2は3〜5分
・大問3は5〜8分
・大問4に15分ほど残す
この「強制終了」の感覚が非常に大事です。
強制的に終了することで、時間を体感できます。
時間がかかる箇所は「理解があいまいな場所」
時間がかかる場所=迷う場所=理解が不十分な場所です。
つまり、時間配分の改善=理解不足の修正 なんです。
どこに時間がかかっているのかを見極め、その部分を徹底的にやり直します。
例えば、
・単語が分からなくて悩んでしまう
→ 単語を覚えなおす(特に過去問で出た語を優先)
・単語の並び替えに時間がかかる
→ 文法をもういちど整理する
→ 英検4級|大問3「並び替え」を完全攻略!動詞から考えるコツと例題解説
・会話文に時間がかかってしまう
→ 会話文を音読して “流れ” をつかむ
(問題集や単語帳の会話文をまとめて音読するのが効果的)
迷う場所がなくなると、自然と時間が短縮できます。
時間配分は“スピード練習”ではなく“理解の深さ”で決まります。
よくある質問(Q&A)
Q:飛ばしてもマークずれしませんか?
A:大問ごとにマーク欄が区切られているので、基本ずれません。(ずれてもすぐに分かる)
また、時間がなくても最後にはかならず空欄がないかなどチェックするようにすれば大丈夫です。
Q:時間が足りない場合、どこを短縮するべき?
A:最優先で短縮すべきは大問1と大問2。
特に大問1は単語や文法がしっかり頭に入っていればかなりスピードアップできます。
Q:長文を読むのが遅い子はどうしたらいい?
A:まず設問から読むことを徹底します。
「本文を先に読む」は時間不足の典型パターンです。
本文が全部完璧に分からなくても問題は解けます。
また、全問正解しなくても合格は出来るので、焦らないことがスピードアップにもつながります。
まとめ
英検4級は、実力よりも時間の使い方で結果が大きく変わる級です。
大問1〜3を短時間で安定させ、大問4にしっかり時間を残せれば、
6割以上の合格ラインに十分届きます。
35分の流れは、過去問を本番形式で繰り返すことで身につきます。
焦らず、正しい順番で練習していきましょう。



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