英検3級は「中学卒業レベル」と言われますが、実際に出る文法にははっきりとした傾向があります。
ここでは、2025年度第2回の過去問をベースにしながら、3級で特によく出る文法だけに絞ってまとめました。
3級は4級よりも扱う内容が広くなりますが、実際には“全部”を覚える必要はありません。
よく出る文法が分かっていれば、効率よく得点につながる学習ができます。
英検3級の文法は“中学英語の核”が中心
4級までは基礎的な文法が多かったのに対し、3級は「中学英語の本体」ともいえる文法が多く登場します。
といっても、難しい英文ばかりが出るわけではありません。
身近な話題の文章の中で、よく使われる文法が自然な形で登場する、というイメージです。
まず押さえたいのは、3級の文法は大きく分けて次の3つのタイプが中心だということです。
・動詞まわりの文法(過去形・助動詞・不定詞など)
・文章のつながり(接続詞・比較など)
・前置詞や短い表現の組み合わせ(in / at / look for など)
これらは中学の授業だけでなく、日常的な英語でもよく使われるため、3級では特に出題されやすい範囲です。
英検3級でよく出る文法一覧
ここからは、実際の過去問をもとに「よく出る文法」をまとめています。
どの文法も複数の大問で登場するため、最初にここだけ押さえておくと学習の軸がぶれにくくなります。
助動詞(will / can / must / should / have to)
3級では助動詞が非常によく出ます。
未来を表す will、義務の must や have to、アドバイスの should など、意味の違いがスコアに直結します。
会話文でも長文でも自然に出てくるため、最優先で覚えるべき文法のひとつです。
不定詞(目的)
to+動詞で「〜するために」という意味になる不定詞は、3級の長文の中でよく登場します。
問題として問われることもありますが、長文の内容を理解する上で必要になる場面が多い文法です。
前置詞(in / on / at / by / during など)
前置詞は3級でも頻出です。
場所・時間・手段などを表す基本的な前置詞が多く、文法問題だけでなく会話文や長文でもよく出てきます。
形としては短いですが、意味を間違えると全体の理解に影響するため、意識して押さえておきたいポイントです。
比較級・最上級
3級になると比較級がよく登場します。
文章の流れの中で「どちらの方が〜か」「一番〜なのは〜」という説明が入るため、長文で理解する力が必要です。
過去形
4級でも頻出でしたが、3級ではさらに登場回数が増えます。
物語文・説明文ともに時系列がよく変わるため、過去の出来事を表す文が自然にたくさん出てきます。
be動詞・一般動詞のどちらも出題されます。
動詞+前置詞(look for / look after など)
3級では「セットで覚えるタイプの表現」がよく登場します。
単語単体ではなく、動詞と前置詞の組み合わせで意味が変わるタイプのものです。
会話文や長文で自然な形で出てくるため、丸ごと覚えておくと理解が早くなります。
出題されにくい文法(優先度低)
3級は中学英語の範囲全体が対象ですが、「ほとんど出題されない文法」もあります。
時間効率を考えると、ここは最初から深く勉強する必要はありません。
現在完了
3級でも出ることはありますが、頻度は高くありません。
長文に軽く登場する程度の扱いなので、最初は無理に覚え込む必要はありません。
受動態
こちらも頻度は低め。
長文の文章の中にさらっと出ることがありますが、問題として問われることは多くありません。
文法を効率よく覚えるコツ
3級は範囲が広いため、文法を最初から全部覚えるのは逆に非効率です。
最初は必要な文法だけ絞っていく方が、子どもでも取り組みやすく、点にもつながりやすいです。
例文でイメージごと覚える
文法を単体で覚えるより、簡単な文章の中で意味をセットで理解する方が記憶が定着しやすくなります。
「使い方のイメージ」で覚える意識を持つのが効果的です。
品詞や文型を“ざっくり”つかむだけで十分
英検3級に出る文法は、難しい理屈まで深く理解しなくて大丈夫です。
主語・動詞・目的語の関係や、どの文法がどういう役割かがざっくり分かれば得点につながります。
文法書を最初からやらない方が効率的
3級は“試験に出る文法”がはっきりしているため、文法書を最初から順番にやっていくより、
「頻出文法だけを優先して、すぐに問題演習に入る」方が合格に直結します。
まとめ:必要な文法だけ絞れば合格できる
英検3級は範囲こそ広いものの、出る文法には明確な傾向があります。
助動詞・不定詞・前置詞・比較・過去形あたりを優先して押さえておけば、筆記・リスニング・長文の理解がぐっと楽になります。
最初に必要な範囲を絞って学習することで、ムダなく効率よく合格を狙えるのが3級の特徴です。
全体像をつかんだうえで、過去問や演習問題に取り組んでいくと、得点が安定しやすくなります。
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