英検準2級は単語だけでなく、文法の理解が合否に大きく影響します。
とはいえ、中学英語すべてを完璧にする必要はありません。
準2級の長文・リスニング・会話文は、
基本的には Aランク+Bランクの文法だけで十分に読める構成 になっています。
この記事では、文法をA(必ず覚える)B(覚える)C(知識として知っておくと楽)に分けて整理します。
Aランク(必ず覚える文法)ここを覚えれば長文が読める
助動詞(will / can / must / should / have to)
準2級の助動詞は 大問1(会話文)で毎回出る“超・頻出文法”。
意味さえ分かれば解けるので、ここは確実に得点源にできるよ。
例
You should take a rest.(休むべきです)
よく出る助動詞
will / can / should / must / have to
それぞれの意味はこれだけ押さえればOK:
have to:〜しなければならない(must より少し弱い)
will:その場の判断・未来の意志
be going to:予定・確実に起こる未来
can:〜できる
should:〜すべき
must:〜しなければならない
【助動詞】過去問ではどう出る?
✔ 出題ポイントはこれだけ
- 会話の内容に合う助動詞を選ぶ
- should / have to の使い分け
- will と be going to の違い
- can(依頼・許可・能力)が全部出る
長文では「意味がわかれば読める」レベルなので、
大問1で確実に点を取るための文法と考えればOK。
時制(現在・過去・未来・未来表現・現在進行形・過去進行形)
例
I am studying now.(今勉強しています)
She will visit Kyoto tomorrow.(明日京都を訪れます)
基本の形(ここだけ覚えればOK)
現在形
動詞の原形(ふだんのこと / 事実)
I play tennis.
(私はテニスをします)
過去形
動詞が過去形になる(昨日・去年など)
I played tennis yesterday.
(昨日テニスをしました)
未来形
will + 動詞の原形(その場の判断・未来のこと)
I will study tonight.
(今夜勉強します)
be going to + 動詞の原形(予定)
I’m going to visit my uncle tomorrow.
(明日行く予定です)
現在進行形
be動詞 + 動詞 ing(今しているところ)
I am studying now.
(今、勉強しています)
【時制】過去問ではどう出る?
準2級では、時制が問題として直接出るのは 大問1(会話文)だけ。
「tomorrow / next week / yesterday」などの 時間のヒント を手がかりに、
- will(その場の判断)
- be going to(予定・確定事項)
- 過去形(yesterday, last〜)
- 動詞の原形(will の後ろ)
を選ぶ形式が毎回出題されるよ。

つまり、時制に合わせた動詞の形を選ぶのがポイントだね!
長文では時制を見て「話がいつのことか」が分かればOK。
不定詞(to+動詞:名詞用法・形容詞用法・副詞用法)
例
I want to learn English.(英語を学びたい)
This is a book to read.(読むべき本)
基本の形(ここだけ覚えればOK)
to + 動詞の原形
準2級でよく出るのはこの3つ!
- 目的の to(〜するために)
She went to the store to buy milk.
(牛乳を買うためにお店に行きました) - 形容詞の後の to(〜するのは…だ)
This homework is easy to do.
(この宿題はやりやすい) - 動詞+to のセット(want to / need to など)
I want to learn English.
(英語を学びたい)
【不定詞】過去問ではどう出る?
準2級の不定詞は、大問1(会話文)と長文でよく出てくるよ。
目的の to が最も多い
easy / hard / difficult + to〜 の形が長文によく出る
want to / need to が大問1(会話)で頻出
文法問題として直接問われるより、
意味が分かると長文が読みやすくなるタイプ。

つまり、不定詞は 形よりも “意味” が分かるのがポイントだね!
比較級・最上級
準2級では 大問1(会話文)と大問2(文法穴埋め)で頻出。
長文でもよく出るので、意味が分かると読みやすくなるよ。
例
This book is more interesting.(この本の方がおもしろい)
He is the tallest in his class.(彼がクラスで一番背が高い)
基本の形(ここだけ覚えればOK)
✔ 比較級
- 形容詞+er + than(taller than, older than)
- more + 形容詞 + than(more interesting than)
✔ 最上級
- the + 形容詞+est(the tallest)
- the most + 形容詞(the most important)
【比較級・最上級】過去問ではどう出る?
✔ 出題ポイントはこれだけ
- 比較級+than の意味が理解できるか?
(A is taller than B. の意味が分かればOK) - more / most を選ぶ問題が多い
(形容詞が長い場合 → more / mostをつける) - 最上級で the を忘れさせるひっかけ
(the most / the tallest) - 会話文で“どっちが〜?”の流れがよく出る
(Which is better〜? → better を選ぶ) - 長文では「どちらが〜か」を理解できれば読解が進む
(点には直接関係しないが意味理解で必須)

形容詞によって、語尾にerがつくものと、前にmore/mostがつくものがあるのに注意!
受動態(be+過去分詞)
準2級では 大問2(文法穴埋め)でほぼ毎回出る定番文法。
長文にもよく登場するから、意味が分かると読みやすくなるよ。
例
The room is cleaned every day.(その部屋は毎日掃除されます)
基本の形(ここだけ覚えればOK)
be動詞 + 過去分詞(〜される / 〜されている)
時制に合わせて be動詞が変わる のがポイント👇
- 現在:is / are cleaned
- 過去:was / were cleaned
- 未来:will be cleaned
例
This website was made last year.
(このサイトは去年作られました)
The event will be held next month.
(イベントは来月開催されます)
【受動態】過去問ではどう出る?
✔ 出題ポイントはこれだけ
- be動詞と過去分詞がセットになっているか
(is cleaned / was made など) - 時制のヒントに合わせて be 動詞が変わる
(yesterday → was / were) - by+人 の形がよく出る
(by my father = 私の父によって) - 能動と受動を選ぶ問題が出やすい
(“だれが〜するのか” ではなく “何が〜されるのか”) - 長文では「何がされているか」理解できればOK
(点に直結するのは大問2の文法問題)
Bランク(覚える文法)Aの次に理解すると安定する
文法として直接問われることは少ないけど、長文読解では必ず出てくる文法です。
理解していないと、長文の内容が理解しずらく、問題を解くのにも時間がかかってしまいます。
読んで意味が分かるようにする必要あり。
前置詞(in / on / at / by / for / during など)
例
I studied during the vacation.(休暇中に勉強しました)
接続詞(because / if / when / so など)
例
I didn’t go out because it was raining.(雨だったので外出しませんでした)
現在完了(have+過去分詞)
経験・継続・結果の3つが中心
例
I have visited Osaka once.(一度大阪に行ったことがあります)
句動詞(look for / take part in / put on など)
例
I am looking for my bag.(かばんを探しています)
Cランク(知っておくと読みやすい文法)覚える優先度は低め
準2級で出題の中心にはなりませんが、
知っていると長文が読みやすくなる文法です。
関係代名詞(that / who / which の基本)
例
This is the boy who plays soccer.(この子がサッカーをする男の子です)
動名詞(動詞+ing)
例
I enjoy reading.(読むことを楽しむ)
分詞(現在分詞・過去分詞の形容詞的用法)
例
a broken cup(割れたコップ)
a running boy(走っている男の子)
文法の覚え方と使い方
Aランクを最初に覚える
Bランクは長文や会話でよく見る文法を中心に広げる
Cランクは知識として知っておくと読解がスムーズ
長文の中で何度も出てきた文法を優先して復習する
短い例文を作って、実際に使いながら覚えると定着しやすい
まとめ
準2級の文法は、すべて完璧にしなくても大丈夫です。
まずはAランクの“必ず出る文法”を固めると、長文・会話・リスニングが一気に読みやすくなります。
そのあとでBランクを覚えると理解が安定し、得点につながりやすくなります。
Cランクは出題範囲として存在する文法で、知っておくと読解がよりスムーズになります。
文法を優先度で整理して覚えることで、ムダなく効率よく準2級の力を伸ばせます。
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次は具体的な長文の読み方やライティングの書き方を見ていこう。



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