【英検2級】空所補充問題のコツはこれ!前後の文と接続語で迷わず解ける方法

英検2級

英検2級の大問2で出てくる空所補充問題の解き方について書いています。
2025年第2回(A・B)を例にしながら、文章の流れで答えを選ぶコツをまとめます。

大問2はどんな問題?

長めの文章の途中に空白があり、そこに合う文や語句を選ぶ空所補充問題です。
ポイントは「文のつながり」です。

前の文と後ろの文がどんな関係になっているのかを読むと、正しい選択肢が見つかります。
難しい単語よりも、文章の流れの方が大事です

空所補充問題のコツ

1つ目:空白の直前の文を読むこと
ここで話が「続いているのか」「反対になっているのか」「別の話題に移っているのか」が分かります。

2つ目:空白の直後の文も読むこと
前と後ろの文をつなげて、自然に読める選択肢が正解になります。

3つ目:選択肢を「役割」で見ること
内容の細かい正しさよりも、その場所に来る役割が合っているかどうかが重要です。
たとえば、反対の内容なら「しかし」、理由の後なら「だから」です。

2025年第2回 の過去問を実際に解いてみる

実際に2025年第2回の過去問で見ていきます。

ここでは、空所の前後を読みながら「なぜその答えになるのか」を、英文と日本語訳つきで解説します。
選択肢も全部載せるので、間違っている選択肢にも注目してください。

【例題】大問2-A

A Toy Made from a Spring(バネで作ったおもちゃ)

空所(18)

Some inventions, like Edison’s light bulb, are the result of the inventor’s desire to create them from the beginning.
( 18 ), there are other types of inventions that were created by chance.

日本語訳
エジソンの電球のように、最初から「作りたい」と思って生まれた発明もあります。
(18)偶然から生まれた他の発明もあります。

選択肢
1 As a result(結果として)
2 In other words(言い換えると)
3 On the other hand(一方で)
4 In the same way(同じように)

ポイント
前は「意図して作った発明」。
後ろは「たまたま生まれた発明」。
内容が反対なので、“反対”を表す語が入ります。

意図して作ったもの → しかし → 偶然生まれたもの

正解
3 On the other hand

空所(19)

One day, while he was dealing with a spring, he ( 19 ) from a shelf.
Instead of falling where he thought it would, it moved along the shelf.

日本語訳
ある日、ばねを扱っていたとき、彼は棚から(19)。
落ちると思った場所とは違い、棚に沿って動いていきました。

選択肢
1 accidentally dropped it(うっかり落としてしまった)
2 took some books(何冊かの本を持って行きました)
3 suddenly heard some noise(突然何か音が聞こえた)
4 picked up one document(1枚の書類を取り出した)

ポイント
後ろに「思った場所と違うところに動いた」とあるので、落とした以外は不自然です。
空所の後ろの文も読むことで、何の話なのかが明確になり、全く違う話は消去法で消すことが出来ます。

正解
1 accidentally dropped it(うっかり落とした)

空所(20)

He thought that ( 20 ).
However, when he arrived, many shoppers were there to buy the toy.

日本語訳
彼は(20)と思っていました。
しかし到着すると、多くの人がそのおもちゃを買いに来ていました。

選択肢
1 people owned one already
2 the store did not have space
3 people might not come to buy one
4 the store would run out of stock

ポイント
後ろは「しかし、実際には買いたい人がたくさんいた」。
ということは、前は“来ないと思っていた”が自然です。

正解
3 people might not come to buy one(人が買いに来ないかもしれない)

【例題】大問2-B

Learning from Owls(フクロウから学ぶ)

空所(21)

Their ears are located at different heights on the left and right sides of their heads.
This makes the time at which ( 21 ) different.

日本語訳
彼らの耳は頭の左側と右側で異なる高さに位置しています。
そのため、(21)が起こる時間に違いができます。

選択肢
1 animals make some noise(動物が音を立てる)
2 owls sleep in the day(フクロウが日中に眠る)
3 sound arrives at each ear(音がそれぞれの耳に届く)
4 their eye recognizes the light(目が光を認識する)

ポイント
1つ前の文章を読むと耳の話だと分かります。
空所がある文だけでなく、1つ前の文章も読むことで答えが明確になります。

正解
3 sound arrives at each ear(音がそれぞれの耳に届く時間)

空所(22)

However, the edges of owl feathers are unique.
The special design helps create ( 22 ).
This allows them to fly quietly and long distances without being noticed.

日本語訳
しかし、フクロウの羽のふちには特別な形があります。
この特別な形は(22)を作り出すのに役立ちます。
これのおかげで、フクロウは気づかれずに静かに長い距離を飛ぶことができます。

選択肢
1 a smooth and silent air movement(なめらかで静かな空気の流れ)
2 a loud hitting sound in the air(空中で大きな打撃音が鳴る)
3 a strong air movement to fly up(上昇する強い空気の動き)
4 a color change in their wings(羽の色の変化)

ポイント
後ろに「静かに飛べる」とあるので、静かな空気の流れが正解。
ここも1つ後ろの文章を読むことで正解が分かります。

正解
1 a smooth and silent air movement

空所(23)

This is very important for people in areas near airports, where more flights have caused higher noise levels.
( 23 ), many people hope for progress in this technology.

日本語訳
空港近くでは飛行機が増えて騒音も大きくなっているため、これは非常に重要です。
(23)多くの人がこの技術の進歩を期待しています。

選択肢
1 In spite of this(それにもかかわらず)
2 To begin with(まず始めに)
3 Even so(それでも)
4 Therefore(したがって)

ポイント
前の文が“問題がある → だから期待されている”という因果関係。

正解
4 Therefore

英検2級の大問2が「意外と簡単」な理由

過去問を実際に解いてみて分かるように、実は2級の空所補充(長文読解)は、そこまで難しくありません。

準2級までの長文は

・段落全体を読む必要がある
・話の全体像をつかむ必要がある
・情報が多くて読み間違いやすい

こういう特徴がありました。

ところが2級になると、

大問2の空所は“前後の2~3文だけ”で判断できるように作られている。

先ほど見た2025年第2回の過去問の実例からも分かるように、どれも前後の文だけで選べる設計になっています。(基本的にはこのパターンで解けます)

ただし接続語が難しい

ただし、その分選択肢に出ている接続語は、準2級までと比べて難しい傾向にあります。

例えば:

  • On the other hand
  • By contrast
  • As a consequence
  • Even so
  • In many cases
  • More importantly
  • In other words
  • As a result

など。

いくら文章のつながりが分かっても、選択肢の接続語が分からなければ選べません。
熟語での接続語をしっかりと覚えておきましょう。

逆に言うと、接続語さえ分かれば2級の空所補充はそこまで難しくなさそう!

英検2級空所補充問題のまとめ

大問2で安定して点数を取るために必要なのは、難しい単語力ではなく「文章の流れを読む力」です。
空所の前後を読み、そこでどんな役割の文や語が必要なのかを考えることで、自然と正しい選択肢が見えてきます。

ポイントはたった3つ

・前後の文章を読むこと
・2文のつながりを考えること
・熟語タイプの接続語をまとめて覚えておくこと

これさえ意識すれば、英検2級の空所補充は非常に点が取りやすいパートとなります。
文章のつながりを大切にしながら、一つ一つ丁寧に読み進めていきましょう。

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合わせて他の大問(長文読解やライティング)も攻略していこう。

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