英検3級のレベルは?4級との違い・合格ライン・必要な勉強量をわかりやすく解説

英検3級

英検3級は「中学卒業程度」といわれていますが、実際には小学生〜中2くらいで挑戦する子がとても多い級です。
4級までは“基礎の英語に慣れていく段階”ですが、3級からは一気に「英語を使える段階」に進みます。
英作文(ライティング)や二次試験(面接)が始まるので、急に難しくなるイメージがあると思います。

この記事では、3級のレベル感や4級との違い、合格ライン、必要な勉強量について、親目線でわかりやすくまとめています。

英検3級はどんなレベル?

英検3級は「身近なテーマについて、簡単なやり取りができるレベル」とされています。
ここでいう“身近なテーマ”とは、学校や家族、趣味、友だち、食べ物、旅行など、日常でよく出てくる話題のことです。

たとえば、簡単な手紙やメッセージを読んで内容を理解したり、短い文章で自分の考えを書いたり、外国の人と軽く話すイメージです。
中学英語の内容がしっかり理解できていればスムーズに進められます。

また、3級からは二次試験(面接)が始まります
「面接」と聞くと難しそうに感じますが、実際は毎回ほとんど同じ流れで、決まった質問のパターンがあるため、子どもでもコツをつかめば安定して点が取れる部分です。

英検4級との違い

4級から3級になると、英語の扱う範囲がぐっと広がります。特に次の3つは大きな違いです。

検定時間の違い

英検の検定時間が大幅に長くなります。

検定時間英検4級英検3級
リーディング35分65分(ライティング含む)
リスニング約30分約25分

ライティングが増えることもあり、リーディングの時間が大幅に増えます。
これは、小学生が集中するにはちょっとしんどい時間ですね。

過去問を1回するにしても今までの倍ぐらい時間がかかります。
5年~6年分を2周しようと思うと勉強時間をだいぶ確保しなくてはいけません。

リスニング時間は問題数が同じなのに3級の方が少し短いんだよね!
これはリスニングの速さや2度読みから1度読みになるからかと思います。

単語・文法の広がり

4級は「現在形・過去形」などベーシックな文法を中心にした問題が多いですが、3級になると中学英語の大部分が出てきます。

助動詞(will / can / must / should / have to)
不定詞(to+動詞)
比較級
前置詞(by / during / at など)
長文の内容理解

4級の「短文を読む」段階から、3級は「文章の流れ(ストーリー)を理解して読む」段階にステップアップします。

リスニングの第1部が一度読みになる

英検3級では、リスニングの第1部が一度しか読まれません。
これはかなりの難易度アップです。

今までは一度目である程度聞き取り、分からなかった部分は二度目でもう一度確認できたのに、一度の放送で理解しなくてはいけません。

その為、今までよりも正確なリスニング力が求められます。

ライティング(英作文)が2種類増える

英検3級では、4級にはなかった ライティングが2問 出題されます。

① Eメールライティング(15〜25語)

・メールの質問に短く答える
・友達に返事を書いていく形式
・内容が合っていれば書きやすい

② 自由英作文(25〜35語)

・自分の意見を書く問題
・理由を2つ書くのが必須
・英文のまとまり(主語+動詞)が必要

3級のライティングは「短いメール」+「意見を書く英作文」 の2つのパートからなっています。
4級までとは求められる力が大きく変わります。

ただし、ポイントを押さえれば得点源にしやすいのも3級のライティングの特徴です。
配点が高く、内容も身近な内容、文章も短い文章のみ。
慣れれば高得点が取れます!

ライティングを実際書いてみると分かりますが、今まで何となく理解していた文法ではうまく文章が作れません。
ライティングの文章を通して、文法の理解や長文読解の理解も深まります。

二次試験(面接)があるのは3級から

4級にはなく、3級から始まる最大の特徴です。

実際の流れは

音読
内容質問
イラストを見て質問に答える
自分の意見に関する質問

と決まっていて、初めてでも練習すればしっかり対応できます。
面接官の先生もとても優しいので、英会話教室に行っていない子でも十分合格できます。

二次試験(面接)は“一次合格後にゆっくり準備”でOK

二次試験(面接)は、そこまで急いで対策しなくても大丈夫です。
一次試験に合格してから面接までは 1か月以上の時間 があり、この期間に練習しても十分間に合います。

さらに、一次試験の合格は 1年間有効 です。
もし二次試験が不合格になってしまっても、次回は 二次試験だけ 受ければOKで、一次から受け直す必要はありません。

そのため、最初から“一次も二次も同時に仕上げなきゃ”と焦る必要はなく、まずは一次試験に集中し、合格後に面接対策を始める流れで問題ありません。

英検3級の合格ラインと合格率

英検3級の合格ラインは、CSEスコア方式で「1103点」となっています。
リーディング・リスニング・ライティングの3技能はそれぞれ550点満点なので、どれかが少し苦手でも他でカバーしやすいのが特徴です。

特にライティングはたった2問で550点の配点となります。
ライティングをしっかり書けるようにすることで、英検3級の合格に近づきます。

ちなみに、合格率は一次試験で約55%、二次試験は90%程度といわれています。
つまり、一次試験が合格出来れば、二次試験はほぼ通るということです。

英検3級で必要な単語・文法レベル

単語数の目安は300〜400語

英検3級で、特にスコアに直結しやすい「最重要語彙」はおよそ300〜400語です。
ただし、市販の3級用単語帳は、実際には 1000〜1300語くらい が収録されています。

その理由は、

  • 英検の頻出単語だけでなく、その周辺の関連語
  • 将来の準2級・2級も見据えた語彙
  • 会話表現やフレーズ

なども一緒に載せているからです。

なのでイメージとしては、

  • 合否のカギになるのが「最重要300〜400語」
  • 単語帳1冊(1000〜1300語)をやり切れば、その周辺までカバーできて安心

という感じです。

全部を完璧に覚えきれなくても、頻出度が高いところから優先して押さえていけば、十分合格ラインは狙えます。

文法の中心は中学英語の“核”

よく出るのは次の内容です。

過去形
助動詞
不定詞(目的)
前置詞
比較
動詞+前置詞(look for など)

現在完了や受動態は頻度が低いので、まずは基本を固めることが大切。
この段階で文法が整理できると、中学英語の予習や復習にもなり、中学後半の英語学習がぐっと楽になります。

どれくらい勉強すれば合格できる?

レベルごとの目安は次の通りです。

初心者〜基礎が不安な場合

2〜3か月(50〜70時間)
単語と文法にしっかり時間をかける必要があります。

4級を取ったばかり・内容が身についている場合

1〜2か月(30〜50時間)
文法の理解が早いので、過去問中心でも十分間に合います。

効率よく進めるためのポイント

単語 → 文法 → 過去問の順で進める
英作文のテンプレを早めに覚える
リスニングは毎日少しでOK
二次試験は型を覚えて練習するだけで大きく変わる

3級は「やった分だけ伸びる級」なので、計画的に進めるとすぐに手応えを感じやすいです。

まとめ(3級のレベルはこんな感じ)

英検3級は、中学英語の基礎を使って“読む・書く・聞く・話す”すべてをバランスよく伸ばせる級です。
4級との違いは、英作文の追加、文法の広がり、そして二次試験の存在。
ここをしっかり理解しておくことで、対策の順番も決めやすくなります。

4級までとは一段アップしている英検3級ですが、正しく勉強すれば小学生でも十分合格は可能です。

実際、周りにも小学高学年ぐらいで受かっている子は何人もいます!
中には小学2年生で合格した強者も!

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