英検4級は、中学英語の基礎がしっかり身についているかを確かめる級です。
英語学習を始めた小学生や、中学1〜2年生の実力チェックとして受験されることが多く、5級に比べて単語数・文法・文章量が大きく増えます。
ここでは、最新の試験形式に合わせて、4級のレベル、試験内容、合格ライン、必要な勉強時間、最短で合格する勉強法までをまとめています。
英検4級のレベル
英検協会が示すレベルは「中学中級程度」です。
具体的には、中1の総復習と中2前半の文法が入ってきます。
扱われる文法の例
・一般動詞の過去形(played、went)
・be動詞の過去形(was、were)
・未来表現(be going to、will)
・助動詞(can、must、have to)
・比較級と最上級
・There is / There are
・不定詞(to + 動詞)・動名詞(〜ing)
・基本的な前置詞(in、on、at、from など)
英単語や長文などは日常生活・学校・家族・趣味など、身近なものが中心です。
文章量が5級の2〜3倍ほどに増えるため、「読む力」が求められるようになります。
試験形式(リーディング35分・リスニング約30分)
英検4級は一次試験のみで、リーディングとリスニングの2つの技能で構成されています。
筆記(リーディング)35分
第1部 短文の空所補充(15問)
文の意味に合う語句を4つの選択肢から選ぶ問題。名詞・動詞・形容詞などの単語力が必要です。
第2部 会話文の空所補充(5問)
AとBの会話の中の空欄に入る返答や語句を選ぶ問題です。
会話の流れや、会話ならではの形式を覚えることが必要です。
第3部 並び替え(5問)
バラバラの単語を正しい語順に並べて文を完成させる問題です。
文法を理解していないと正しい並び方が分からず、苦手な人が多いパートでもあります。
第4部 長文読解(10問)
3つの読解文(メール、掲示、案内文、説明文など)が出題されます。
文章量が多く、内容を素早くつかむ練習が必要です。
英語を始めたばかりの小学生がもっとも苦手になりやすいパートです。
リスニング(約30分)
英検4級のリスニングは、どのパートの英文が2度ずつ読まれます。
第1部 イラストを参考に正しい応答を選ぶ問題(10問)
絵の内容を参考にして、会話文の正しい受け答えを選ぶ問題です。
第2部 短い会話の内容理解(10問)
二人の会話を聞き、質問に対する答えを選択肢の中から選ぶ形式です。
第3部 少し長めの説明を聞いて理解する問題(10問)
会話より長い文章を聞き、登場人物の行動や場所などについて質問を聞き、正しい答えを選択肢から選ぶ形式です。
英検4級の合格ライン
英検は得点ではなくCSEスコアで判定されますが、過去の受験者データから次が目安です。
・リーディング:60%前後
・リスニング:60%前後
・全体として6割取れれば合格ラインに届く
筆記とリスニングどちらかが極端に低いと不合格のリスクが高まるため、バランス良く点を取ることが大切です。
英検4級を受ける人の目安(対象学年)
・小学生:英語教室やオンライン英会話を1年以上続けている子
・中学生:中1〜中2で受験する子が多い
・5級に合格したら次のステップとして受ける人が大半
小学生は文法よりも「長文の量」に苦戦しやすいため、読み慣れの時間を取ると安心です。
中学生は、英検4級が中2ぐらいまでの英語となるので、学年にもよりますが学校の英語がしっかり理解出来ていると、そこまで難しくない印象です。

うちの長男は、中1で5級、そのまますぐ中1で4級受けて合格したよ!
必要な勉強時間の目安
・英語初心者:50〜70時間
・5級合格済み:20〜40時間
・中学生等ある程度基礎学力がある:10〜20時間
もっとも一般的なのは「1日30分×2か月」です。
文法・単語・過去問の3つをバランスよく進めることで十分合格が狙えます。
最短で合格するための勉強法
文法の基礎を固める
4級は文法問題が多く、単語だけでは解けません。
過去形、助動詞、比較、不定詞などは知らないと解けないので対策が必要です。
単語を200〜250語覚える
4級に出る単語は中1〜中2の基本語が中心です。
単語帳をただ見て覚えるより、声に出して覚えたり、書いたりした方が覚えやすいです。

単語の覚え方は子供によるかも。
うちの次男は書いて覚えるタイプでした!
市販の単語帳には約700語ほど収録されていますが、英検4級の合格にはすべてを覚える必要はありません。
実際の試験でよく出るのは200〜250語程度なので、まずはこの範囲を優先し、そこに「過去問や問題集で出てきた単語」を追加で覚えれば十分対応できます。
過去問を2〜3回解く
過去問で試験の流れや問題形式に慣れておくことで、本番の緊張を減らせます。
長文や語順整序のパターンもつかめます。
また、過去問で点が取れにくい所は、問題集に戻ったりリスニングの時間を増やしたりなど、苦手な箇所をつぶしていくのにも役立ちます。
リスニングは毎日5〜10分
過去問の音声を毎日流すだけでも効果があります。
4級のリスニングはスピードが速すぎないため、慣れることである程度聞き取れるようにはなっていきます。
リスニングの得点が半分を占めているので、リスニング対策は必須です。
親ができるサポート
・リスニングの環境を準備する
・過去問の時間を計る → 丸付けをする
・文法でつまずいたところを一緒に整理する
・長文の読み方を手伝う
・学習計画の管理を軽くフォローする
小学生の場合は、長文の文章量に慣れるための読み聞かせや音読サポートがあると子供の勉強へのハードルが下がります。
また、学習計画はなかなか子供だけでは難しいので、検定日から逆算してスケジュールをたててあげると勉強がスムーズに進みやすいです。

小学生は自分でどこが弱点なのかも見つけにくいから、親が見つけて対策を立ててあげると◎
まとめ
英検4級は、中学英語の基礎が十分に理解できていれば合格できる級です。
文法と単語の基礎を押さえ、過去問を数回解くだけで実力は大きく伸びます。
5級より難しく感じるかもしれませんが、ここで基礎を固めれば3級・準2級に向けて大きな自信になります。
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